Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - たぐってぃ

2021/01/30 (Sat) 18:23:56

松島清八像の情報です。
足羽山公園の福井市自然史博物館のそばにある「中村屋」（福井市足羽１－８－４３）の建物の裏です。
http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/archives/zuroku/12.pdf（「足羽山の主な史跡と墓碑石」＜福井市立郷土歴史博物館編＞p60及びp65参照）

Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - 林　久治

2021/01/31 (Sun) 09:00:03

団長様
銅像ギャラリー更新は福井県まで完了だそうで、ご苦労様でした。
私は武漢肺炎のため自粛生活に従っておりますので、銅像探索には行けない昨今です。さて、蓮如像は山科で探索いたしましたので、興味があります。あわら市は蓮如の亡命先ですので、次の４体の銅像があります。①右手笠持ち立像（あわら市吉崎、吉崎御坊跡）、②背負われ像（あわら市吉崎、吉崎寺）、③座像（あわら市、吉崎御坊蓮如上人記念館）、④左手杖持ち立像（あわら市、照厳寺）。
旧・日本の銅像ギャラリーには、①、②、③が収録されておりましたが、今回の銅像ギャラリー更新には②と③しか収録されておらず、最も有名な①が含まれていませんでした。④は双方に含まれておりません。
又、これらの銅像の紹介を以下に記載します。
①国指定史跡「吉崎御坊跡」の蓮如上人像（有名な立像）：この銅像は、東京美術学校教授帝室技術員・高村光雲（1852～1934）の作で、亀山上皇、大楠公、大西郷の銅像と共に光雲四大作の一に数えられています。銅像の高さ5メ－トル・御影石の台座約7メ－トル、昭和9年10月完成し光暢上人が導師となって除幕式が行なわれました。
URL: http://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/kouminkan-n/komin-yoshizaki/oshirase/oshirase/p000655.html
②背負われ像：吉崎御坊吉崎寺は、浄土真宗八代目法主蓮如上人が布教の拠点とした吉崎で唯一の旧跡寺院です。本堂入口に立つ蓮如上人の銅像は慶聞坊という当寺開基に背負われた非常に珍しい姿です。
URL: http://awara.info/cat-sightseeing/%E5%90%89%E5%B4%8E%E5%BE%A1%E5%9D%8A%E3%80%80%E5%90%89%E5%B4%8E%E5%AF%BA
③座像：道を辿り、二河白道の径を渡ると、信心の溝のそばにある、蓮如上人の御像に詣でることができます。この像は、上人の絵像を元に作られています。御影の前にある「信心の溝」を木酌でさらうと蓮如上人の音声を聞くことができます。この音声は科学的に声紋を解明し復元したものです。
URL: https://honganjifoundation.org/rennyo/facilities/facility03-7.html
④左手杖持ち立像：照厳寺は、正中3年（1326）富山県の氷見に開創されたのが始まりと伝えられ、その後転々とし宝暦13年（1763）に現在地に移っています。宝暦2年（1752）から始まった「蓮如上人御影下向道中」では東本願寺を出発して吉崎御坊への最後の休憩所となっているのです。
URL: https://ameblo.jp/ohenro-nikki/entry-12255984440.html

Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - 林　久治

2021/01/31 (Sun) 09:40:27

団長様
銅像ギャラリー更新は滋賀県まで進んでいるようで、「堅田源兵衛と蓮如（大津市）」が収録されておりました。本像は３体の銅像があり、「何か訳あり」のようですが詳細が分かりませんでした。そこで、ネット検索の結果、次のことが分かりました。本像は「堅田源兵衛父子殉教之像」と呼ばれており、大変有名なようです。本像の由来が下記の記事にありましたので、それを紹介します。
URL:https://shiga.club/area/otsu/otsushi/685.html
光徳寺は真宗大谷派の寺院で創建は1361年（康安元年)覚忍により開創されたと伝えられています。浄土真宗中興の祖である蓮如のために、自らの首を差し出すよう父源右兵衛を説得し、切らせて差し出したという漁師親子の殉教物語があります。本堂前には「堅田源兵衛父子殉教之像」があります。
（光徳寺に伝わる話）浄土真宗中興の祖である蓮如は、比叡山延暦寺から迫害を受け、大津に滞在した時期がある。その間、蓮如は数年堅田に滞在し、堅田は町を挙げて延暦寺と戦って負けている（堅田大責）。比叡山に近い堅田の地を諦めた蓮如は越前に向かい、宗祖親鸞の木像を三井寺に預けた。その後京都に戻った蓮如は、人の首を二つ差し出すなら木像を返そうと三井寺から言われる。それを聞いた堅田の漁師源兵衛は、父親を説得して、自分の首をはねてもらう。源兵衛の父親は、息子の首を三井寺に持って行き、自分の首もはねてくれと言った。驚いた三井寺は親鸞の木像を返し、蓮如は「真宗復興の祖は源兵衛である」と涙したという。その後源兵衛の父親は巡礼の旅に出て、旅先の広島県福山市で亡くなっている。源兵衛の首は本堅田の光徳寺に祀られた。

Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - ＮＡＮＡＫＯ

2021/01/31 (Sun) 11:26:12

茨城県の蓮如上人像

団長様、団員の皆様まだ1月ということで遅ればせながらあけましておめでとうございます。

林様の銅像に関する紀行文毎回楽しく拝見させていただいております。
今回蓮如上人の話が出たタイミングが、ちょうど一昨日の寺院巡りで私も初めて蓮如上人像（右手笠持ち立像）に出会いましたので投稿いたします。

茨城県結城郡八千代町新地５４７　 弘徳寺

Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - ヒロ団長

2021/01/31 (Sun) 15:02:01

たぐってぃさん＞
松島清八像の情報ありがとうございます。
そのpdf資料は見つけていたのですが枚数が多くて詳細を見ておりませんでした。
さすがの調査力ですねｗ　　位置を更新いたします。

林さん＞
蓮如について確認ありがとうございます。
①吉崎御坊跡の像については移設が漏れていました。
チェックありがとうございます。
確認漏れがある際には非常に助かります。

滋賀県の蓮如と堅田源兵衛像についてはエピソードを記載しないとならないと思っていたのですが夜中の作業であったこともあり、保留にしていました。
　そしてなぜ源兵衛が蓮如のために命を捧げたのか？の動機が理解出来ずに、先ほどいろいろ確認した結果も含めてページに更新しておきました。
蓮如と堅田の民衆との関係性の由来を知り、あのエピソードで納得しましたｗ

NANAKOさん＞
茨城県の蓮如像ありがとうございます。
関東と蓮如は由来なさそうですが、浄土真宗中興の祖ということで寺院に多くありそうですね・・。
こちらも早速ページを更新しました。

Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - ワインカラー

2021/02/01 (Mon) 19:36:06

団長様

福井県の銅像でギャラリーと指名手配銅像に記載されていない福田一像と堂森芳夫像を下に投稿します。
共に碑像マップマッピング済です。

なお、福田一像の台座を含めた全体はグーグルマップの成田山九頭竜寺の画像の19カット目で見れます。
また、堂森芳夫については次のブログ記事に詳しく掲載されています。
http://blog.livedoor.jp/hk392/archives/50411824.html

福井県・嶺北地域の銅像 - ワインカラー

2021/02/01 (Mon) 19:51:46

福田一先生

生年：明治35年(1902)4月1日
没年：平成9年(1997)9月2日享年95
最終学歴：東京帝国大学卒業
主な経歴：同盟通信記者
　　　　 　　衆議院議員
　　　　 　　通産大臣
　　　　 　　自治大臣
　　　　 　　法務大臣
建立者：東京福井県人会有志
建立場所：坂井市三国町緑ヶ丘四丁目9-10
　　　　　　 　　　　 　　　　(成田山九頭竜寺)
建立時期：昭和60年(1985)4月11日〔寿像〕
制作者：不明

福井県・嶺北地域の銅像 - ワインカラー

2021/02/01 (Mon) 19:59:35

堂森芳夫先生の像

生年：明治36年(1903)8月1日
没年：昭和52年(1977)1月13日享年73
最終学歴：金沢医科大学卒業
主な経歴：敦賀病院内科医長
　　　　 　　開業医
　　　　 　　衆議院議員
　　　　 　　参議院議員
　　　　 　　社会党国対副委員長
建立場所：坂井市三国町緑ヶ丘四丁目2-1
　　　　　　 　　　　 　　　　　(みくに龍翔館)
建立時期：昭和60年(1985)4月4日
制作者：不明

Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - ヒロ団長

2021/02/03 (Wed) 23:37:07

ワインカラーさん＞
福井県の銅像ありがとうございます。
更新いたしました。

Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - ワインカラー　

2023/07/13 (Thu) 19:22:33

団長様

福井県の銅像でギャラリーと指名手配銅像に記載されていない銅像の情報を報告します。

■嶺北地域（福井市）

福井赤十字病院前庭の橋本網常胸像
https://murakami-dairiseki.co.jp/%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E7%B6%B1%E5%B8%B8%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E5%83%8F%E3%80%80%E9%99%A4%E5%B9%95%E5%BC%8F/

全国の日本赤十字関連施設にどれぐらいアンリー・デュナン,フローレンス・ナイチンゲール,佐野常民などの銅像があるのかを調べていて見つけました。

橋本網常は明治20年(1887)に東京に設立された日本赤十字病院の初代院長です。

ギャラリーには■嶺北地域（福井市）の市立郷土歴史博物館内に設置されている橋本網常胸像が掲載されています。
https://douzou.fortunastella.com/2021/01/28/%e6%a9%8b%e6%9c%ac%e7%b6%b1%e5%b8%b8/

橋本綱常が初代院長だった日本赤十字病院は現在、東京都渋谷区広尾の日本赤十字医療センターになっています。
その救命救急センター内に橋本網常胸像が設置されているようですので、福井県ではありませんが、紹介します。
https://www.facebook.com/JRCMC.ECCC/photos/a.646797125375194/646797138708526/

Re: 銅像ギャラリー更新状況（福井県） - ワインカラー

2024/09/05 (Thu) 19:52:21

団長様

福井県の銅像でギャラリーと指名手配銅像に記載されていない銅像の情報を報告します。

■嶺南地域

小浜病院杉田玄白コーナー内の杉田玄白胸像
https://www.obamahp-wakasa.jp/hospital/byoin/pdf/kohosi021.pdf
https://www.obamahp-wakasa.jp/hospital/byoin/genpaku.html

『歴史街道』2024年8月号の特別企画「出版から250年／『解体新書』と杉田玄白／新時代を切り開いた志」で福井県立若狭歴史博物館蔵の杉田玄白立像の写真を見ました。
https://sugita-genpaku.com/wp/wp-content/uploads/2024/06/a2ebfd4cc61d8f72b717e2643692685b.jpg

偉人像では珍しい木像でしたので、他に銅像はないか調べたところ、ギャラリーに小浜病院前の立像が掲載されていました。
https://douzou.fortunastella.com/2020/08/16/%e6%9d%89%e7%94%b0%e7%8e%84%e7%99%bd/

そして、小浜病院前の立像を調べていて、杉田玄白コーナー内の胸像を見つけました。

『解体新書』の出版に携わったのは、杉田玄白以外では前野良沢,中川淳庵,桂川甫周の3人で、私は前野良沢胸像を"銅像ギャラリー更新状況（大分県）"2021/07/15に投稿しています。
https://douzouhiroba.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13864513