銅像情報共有掲示板

249550
銅像情報共有掲示板

新国立競技場周辺の銅像 - 林 久治 URL

2022/08/06 (Sat) 20:02:41

団長様
最近は感染症の第7波と猛暑の影響で銅像探索を自粛していましたが、今日は涼しくなりましたので、人出の少ない所を探索しました。今回は、新国立競技場周辺の銅像を5基投稿します。①と②は「新日本の銅像ギャラリー」には未収録です。③④⑤の銅像は収録済ですが、新たな情報を追加しました。
①秩父宮雍仁親王(新宿区)
設置場所:東京都新宿区霞ヶ丘町10-1 秩父宮記念ギャラリー(国立競技場Eゲート横)
制作時期:1959年頃、原型(1928年)、
現在地に移転:2022年1月6日
制作者:朝倉文夫(1883-1964)
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:秩父宮殿下(1902.6.25-1953.1.4)は大正天皇の第二皇子。本像(殿下登山の像)は、秩父宮家と関わり深い彫刻家・朝倉文夫(1883-1964)の作品で、1928年に昭和天皇の下命により表町御殿の造営を記念して制作された。このとき鋳造された2点は、秩父宮記念公園(静岡県)、朝倉彫塑館(東京都)にそれぞれ所蔵される。本像は、秩父宮記念スポーツ博物館の開設にあわせて、1959年頃に新鋳されたもの。
「スポーツの宮様」として広く国民に親しまれた秩父宮雍仁親王が1953年に薨去。ほどなく、スポーツ関係者有志の間で「秩父宮記念館」を作ろうという動きが出るに至った。それと相前後するように、オリンピック東京誘致のために明治神宮外苑競技場を国立競技場に立て替える計画が浮上し、新たな競技場の中に秩父宮を記念する博物館が設立されることとなった。開館は国立霞ヶ丘競技場完成翌年の1959年1月6日。本館は2013年5月7日から休館。当初は建て替え後の国立競技場に移転の予定で、暫定的に足立区綾瀬の倉庫を拠点として、図書館機能など部分的なサービスを断続的に実施していた。しかし、国立競技場の総工費削減のために行われた設計変更を含む大幅な整備計画の見直しにより、新しい競技場内には「秩父宮関連資料を展示するスペース」のみを設置することとする閣議決定が行われ、2022年1月6日に「秩父宮記念ギャラリー」としてオープンするに至った。しかし、それ以外の資料(古橋広之進像など)の公開方法や今後の再開館の予定等については未定のままである。

Re: 新国立競技場周辺の銅像 - 林 久治 URL

2022/08/06 (Sat) 20:05:34

②全学浩一(渋谷区)
設置場所:渋谷区千駄ヶ谷2-35-1瑞円寺 本堂に向って左横
建立時期:1970年秋彼岸
制作者:J. Kitsuda(姓名の漢字は未解明です)
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:
NANAKO様から「本像は石像」とのご指摘をいただきました。
最近は、感染症の第7波、酷暑、大雨のため、確認が遅れました。やっと、本日(8月20日)本像を再訪して、叩いてみました。その結果、石像であることを確認しました。従いまして、本像の登録を取り消します。本探偵団の団員の方々は、流石にベテラン揃いと感服しました。今後とも、新参の私の投稿に対して、よろしくご教示を賜りますようお願い申し上げます。



Re: 新国立競技場周辺の銅像 - 林 久治 URL

2022/08/06 (Sat) 20:08:15

③岸清一(新宿区)
設置場所:東京都新宿区霞ヶ丘町4-8 日本オリンピックミュージアム正面エントランス
建立時期:1964年7月10日(東京都渋谷区神南1-1-1 岸記念体育会館)
現在地に移転:2019年5月16日除幕式
制作者:西田明史(1908-1999、島根県出身)
画像提供:ヒロ団長、林久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:岸清一(1867-1933、松江市出身)像に併設の碑文より
岸清一先生は、本会創立者 嘉納治五郎初代会長の後を承け、二代目会長として、半生をわが国のスポーツ発展に捧げられ、偉大な業績をのこし、今日の基礎を確立した。
岸先生の遺志による寄附金をもって、昭和16年お茶の水駅前の、狂歌で名高い蜀山人終焉の地跡に、九千五百六十平方米の土地を求め、本会と傘下各競技団体の総合事務所として、「岸記念体育会館」を建設し、今日まで、わが国アマチュアスポーツの大本山として、重要な役割を果たして来た。
岸先生は、オリンピック東京大会招致が実現した暁には、大会運営の総本部を本会の事務所と同じ建物のうちに置くことを念願とされていたので、オリンピック東京大会の開催を機に、岸先生の遺志を体し、本会運営の利便をはかるため、由緒あるお茶の水の「岸記念体育会館」とその土地を二十五億円で売却して、東京大会の中心となるこの地に四千二百平方米余の土地を求め、新「岸記念体育会館」を建設した。残余の十億円は、本会の基本金百万円に加え、これを十億百万円とした。
日本アマチュアスポーツ育ての親、岸先生の偉業を偲び、新「岸記念体育会館」の落成に際し、この像を建立する。
昭和39年7月10日 財団法人 日本体育協会

Re: 新国立競技場周辺の銅像 - 林 久治 URL

2022/08/06 (Sat) 20:10:09

④嘉納治五郎(新宿区)
設置場所:東京都新宿区 日本スポーツ・オリンピック・スクエア
建立時期:2019年5月16日除幕式
制作者:松田光司(1965年、愛知県春日井市出身)
画像提供:飯坂陽治さん、林久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:嘉納治五郎(1860-1938)は日本のオリンピックの先導者

Re: 新国立競技場周辺の銅像 - 林 久治 URL

2022/08/06 (Sat) 20:11:50

⑤ピエール・ド・クーベルタン(新宿区)
設置場所:東京都新宿区 日本スポーツ・オリンピック・スクエア
建立時期:2019年5月16日除幕式
制作者:湯川 隆(1961、東京都出身)
画像提供:飯坂陽治さん、林久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:ピエール・ド・クーベルタン(1863-1937)は近代オリンピックの創始者

Re: 新国立競技場周辺の銅像 - NANAKO

2022/08/06 (Sat) 22:59:43

暑い中銅像探索ご苦労様です。
②の像について、
この像は銅像ではなく石像だったと思うのですが?
名前は金学ではなく全学です。台座の名前をご確認ください。

Re: 新国立競技場周辺の銅像 - 林 久治

2022/08/07 (Sun) 09:11:43

NANAKO様
ご教示有難うございました。
撮影した写真を確認したところ、本像の座主は「全学浩一」でした。彫字が不明瞭になっており、金が全か分かり難くなっていました。なお、石像かどうかの件は、私は見た目で銅像と判断してしまいました。近日中に再訪して、本像を叩いてみようと思います。それで銅像だと確認できれば、「新日本の銅像ギャラリー」に登録しようと思います。

Re: 新国立競技場周辺の銅像 - ヒロ団長

2022/08/11 (Thu) 21:15:06

林さん、NANAKOさん>
情報ありがとうございます。

林さん>
説明文と銅像探索記をギャラリーに追加させていただきました。
ありがとうございます。

NANAKOさんがおっしゃる通り、②の像については、造りが石像のように思えました。
よろしくお願いします。

Re: 新国立競技場周辺の銅像 - 林 久治 URL

2022/08/20 (Sat) 19:51:17

団長様、NANAKO様
NANAKO様から「全学浩一像は石像」とのご指摘をいただきました。
最近は、感染症の第7波、酷暑、大雨のため、確認が遅れました。やっと、本日(8月20日)本像を再訪して、叩いてみました。その結果、石像であることを確認しました。従いまして、本像の登録を取り消します。本探偵団の団員の方々は、流石にベテラン揃いと感服しました。今後とも、新参の私の投稿に対して、よろしくご教示を賜りますようお願い申し上げます。

Re: 新国立競技場周辺の銅像 飯坂陽治

2022/10/03 (Mon) 00:48:43

林さん:
 いつも銅像探訪ご苦労様です。
2020年の東京オリンピックに向け秩父宮記念スポーツ博物館が2014年5月に閉館となると聞き、2013年11月に銅像を見に行き掲示板に投稿しました。
博物館の閉鎖後どうなっているか気にしていたのですが、今年1月に秩父宮記念ギャラリーが出来、銅像が展示されているのですね。閉鎖前の記念館には秩父宮雍仁親王の銅像は登山姿のほか騎馬像や胸像など4体ありましたが、登山姿以外の銅像はどうなっているのでしょうかね?
移設前の登山姿の銅像を添付しておきます。

Re: 新国立競技場周辺の銅像 - 林 久治 URL

2022/10/03 (Mon) 08:13:32

飯坂様
ご投稿有難う御座います。
本年1月に開設されたギャラリーは大変狭いので、宮様登山像しか展示されていません。旧博物館にあった他の宮様像や古橋広之進胸像、石井庄八胸像、山田敬蔵胸像などは、新ギャラリーにはなく、現在は倉庫に保管されているそうです。詳しくは、探索記を貼付のURLよりご覧ください。

Re: 新国立競技場周辺の銅像 飯坂陽治

2022/10/06 (Thu) 13:34:04

林久治さん
 宮様の登山姿以外の銅像が倉庫に保管されている情報有難うございます。
ところで旧博物館が閉館になったのは2013年5月と記載されており、私が見に行ったのは2013年11月だったので気になりウィキペディアを調べたところ2013年5月と記載されていました。秩父宮記念スポーツ博物館(TEL:03-5843-1300)に電話し確認したところ閉館は2014年5月が正しい事が分かり、ウィキペディアの誤りの訂正は博物館の方から申し入れて頂くことになりました。  細かいことが気になりすみません。

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
文字色
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.