銅像情報共有掲示板
東京都の銅像 - 林 久治 URL
2025/06/08 (Sun) 16:43:35
団長様
東京都の銅像を2基投稿します。最初の像は、「new日本の銅像ギャラリー」の東京都豊島区欄に収録されていません。2番目の像は、「new日本の銅像ギャラリー」の東京都台東区欄に収録されていますが、新規情報を投稿します。
椎尾弁匡(豊島区)
設置場所:東京都豊島区西巣鴨3-20-1 大正大学4号館前庭園
制作者:世界堂
設置時期:1958年3月15日
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:椎尾弁匡(しいお・べんきょう、1876年7月6日 - 1971年4月7日)師は、日本の仏教学者・浄土宗僧侶・政治家。大正大学学長・大本山増上寺法主などを歴任。本像横のパネルには、以下の記載がある。
第6・9・14代学長 椎尾弁匡
明治9年(1876)愛知県春日井庄内村に生まる。浄土宗宗務所教学部長のとき、各宗に先駆けて『浄土宗全書』を刊行するなど教化事業を推進して近代浄土宗の躍進の基点を構築。
大正15年(1926)大正大学設立とともに教授となり、昭和11年(6代)、同17年(9代)、同27年(14代)の3期にわたり学長を務める。活動の場は多岐にわたり、衆議院議員のときには内閣に設置された教育刷新審議会委員となり、教育の刷新に尽力した。また社会事業においても財団法人三康文化研究所の創立など力を注いだ。昭和20年(1945)大本山増上寺82世法主となり、遷化するまで宗門の興隆に東奔西走した。
これらの優れた研究業績・活動を称えられ同31年(1956)に紫綬褒章を受章。翌年、本学学長を辞したが、同33年3月15日先生の高風を慕って。この地に寿像が建立された。
Re: 東京都の銅像 - 林 久治 URL
2025/06/08 (Sun) 16:45:46
中村不折(台東区)
設置場所:東京都台東区根岸2-10-4 台東区立書道博物館中庭
元型製作者:堀 進二(1890年5月5日 - 1978年3月27日)
鋳造者:香取正彦(1899年 1月15日- 1988年11月19日)
銘版彫刻者:前田剛二
設置時期:大正丙寅(1926年)10月
画像提供:飯坂陽治さん
林久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:中村不折(なかむら・ふせつ、1866年8月19日 - 1943年6月6日)は、明治・大正・昭和期に活躍した日本の洋画家・書家。正五位。太平洋美術学校校長。夏目漱石「吾輩は猫である」の挿絵画家として知られる。本名は、中村鈼太郎(なかむら・さくたろう)。中国の書の収集家としても知られ、唐代の書家である顔真卿の現存する唯一の真蹟といわれる「顔真卿自書建中告身帖」などを収集し、1936年に台東区根岸の旧宅跡に書道博物館(現・台東区立書道博物館)を開館した。